空手教室の種類    

一口に空手と言っても様々な流派・団体が存在します。

この項では現在、一般的に普及している空手教室の種類についてご説明します。

道場選び、教室選びの参考にしてください。

伝統派

四大流派(松濤館、剛柔、糸東、和道)を中心とする空手で、2020東京オリンピックでも正式種目として採用されました。

競技は形と組手があり、

形競技は決められた動作の美しさと正確性を競います。

組手競技は手足による攻撃を直接当てないノーコンタクトルール(いわゆる寸止め)で行われます。

実践派、フルコンタクト空手

打撃を全力で打ち合う競技ルールの空手です。

・頭部への打撃は足技のみ
・掴み、投げ、組技は禁止
・頭突き、金的への攻撃は禁止

というのが現在最も一般的なルールです。

当然ものすごく痛いですが、頑強な肉体と精神を養うことが出来ます。

その他の空手と格闘技

両手にグローブを装着し手による顔面への打撃も可能な新空手

伝統派のような競技形式だけど打撃を打ち込む硬式空手

フルコンタクトルールに顔面への打撃と頭突き、投げ技、寝技まで可能な空道など、

空手には様々な形式の道場、教室があります。

また、習い事として格闘技全般を考えてみると

剣道、柔道、合気道、少林寺拳法、日本拳法、古流柔術など以外にも

ボクシング、キックボクシング、レスリング、修斗、BJJ、MMAなど、様々な競技・団体が存在します。

考え方、哲学、道場の雰囲気も様々ですので、「格闘技を習ってみたい」と思われたら、是非とも色んな教室に足を運んで頂いて、自分に合ったところを見付けて欲しいなと思います。